「旅行積立」って、一体ナンダ!?

2018年10月1日

旅行を愛するみなさま、こんにちは。

 

ちょっとだけお時間をいただいて、旅行のための資金についてお話しさせていただきます。

実際のところ、旅行計画を立てても、肝心な資金が貯まらないことはよくある話。また、満足のいく充実した旅行を実現させるためには、それなりのお金がかかります。座席やホテルをグレードアップしてちょっとした贅沢を味わいたい、旅先でオプショナルツアーに参加したくなった、となれば、さらに資金の上積みが必要です。

 

旅行資金を着実に貯める。より旅行を満喫するためには、少しでも多くの資金があったほうがいいですよね。

とは言え、効率よく資金を貯めていくのは、そう簡単ではありません。

 

みなさんは、旅行資金をどうやって貯めていますか?

 

銀行の定期預金を活用している人もいるでしょう。タンス貯金、500円玉貯金に力を注いでいる人もいるのでは?

実は、もっと効率的で、便利な資金作りの方法があります。

 

それは、「旅行積立」。

 

いかがですか? 名前くらい聞いたことがあるのではないでしょうか。

「積立」と言っても、銀行の金融商品ではありません。サービスを行っているのは、旅行会社や航空会社。

内容はその名の通り、旅行のための資金を積み立てていくもので、定期預金のようなイメージです。

さて、この「旅行積立」。銀行の定期預金や、500円玉貯金と比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

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目次:

□なんと言っても利率がすごい!

□申し込みは簡単

□満期額は旅行券で支払われる

□注意点を念頭において、綿密な積立プランを

□「旅行積立」って、一体ナンダ!?

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□なんと言っても利率がスゴい!

「旅行積立」の最大のメリットを挙げるなら、それは利率。「旅行積立」は、満期になると「サービス額」という利息が支払われますが、その率は一般的な銀行の定期預金と比較して、なんと 数百倍もの高利率になることも。これなら、予定の資金額を達成した上に、お小遣いやオプショナルツアーの料金まで上乗せできますね。

 

具体的な数字を見てみましょう。

 

最近の大手都市銀行の定期預金の利率は、およそ0.01〜0.2%(2018年現在)。

それに対して、「旅行積立」のサービス額の利率は、1.5~3.0%。どちらがおトクかは一目瞭然ですね。

 

毎月2万円ずつ積み立てた場合のシミュレーションをしてみると……

 

定期預金(利率:0.2%)の場合

20,000円×12か月=240,000→利息480円(税引き後382円)→240,382円

 

旅行積立(利率:3.00%)の場合

20,000円×12か月=240,000→利息7,200円→247,200円

 

どうでしょう。1年間積み立てれば、旅行に行った時にちょっとした食事が楽しめるくらいの資金がプラスされています。さらに「旅行積立」には、一括払いで預ける方法もあります。毎月ごとに積み立てる場合に比べ、一括払いの方が利率が良くなることもあるので、こちらもシミュレーションしてみましょう。

 

50万円を一括で預け、3年後の旅行に備える場合のシミュレーションは……

 

定期預金(利率:0.2%)の場合

500,000円→3年後→利息3,000円(税引き後2,3900円)→502,390円

 

旅行積立(利率:2.25%)の場合

500,000円→3年後→利息:33,750円→533,750円

 

「旅行積立」を利用すると、その利息はなんと30,000円以上。3年後の旅行で手に入るメリットは大きく膨らむことがわかります。しかも、「旅行積立」利率には、税金がかかりません。上で紹介した利息が、丸々手に入ります。これで旅行積立がいかにおトクなものなのか、ご理解いただけたかと思います。

 

毎月積み立てか一括で預けるのかを自由に選べますから、旅行の目的、スタイルやスケジュールに合わせて、お好みのプランを選択してください。

 

□申し込み方は簡単

先にお伝えした通り、「旅行積立」は銀行で扱っているサービスではありません。申し込みを希望するなら、旅行会社や航空会社が窓口になります。各社の店舗の窓口はもちろん、インターネットや電話でも申し込めます。申し込み方法については、旅行会社、航空会社のサイトを見るか、電話で問い合わせてみましょう。

 

どの会社のサービスに委ねるかを決めたら、細かな積立内容を設定したうえで申し込みをします。

まず、毎月支払うか、一括で払うかのプランを選び、満期を決定します。設定できる満期はサービスを提供する会社によってさまざまですので、自分が設定したい期間が用意されているものを選ぶのがいいでしょう。満期の期間は、半年程度から60カ月。5年を最長とするコースが多いようです。満期の設定がないものもあります。

近々旅行に行く予定がある場合は期間設定の短いもの。将来の旅行のための積み立ての場合は設定の長いコースを選ぶといいでしょう。

当然のことですが、預ける機関によって最終的な利息の額は変動します。ただ、短期の方が長期で預ける場合より利率が高くなる商品もあるので、事前の入念なチェックが必要です。

 

□満期金は旅行券で支払われる

積立期間が終了すると、いよいよ満期金が返還されるわけですが、ここでひとつ、知っておきたいことがあります。それは、満期を迎えた時に手元に戻ってくるのは現金ではなく、「旅行券」だということ。「旅行積立」はあくまで「旅行のための」積立ですから、当然と言えば当然の話し。ただ、ご存知の通り旅行券は、ありとあらゆる状況で、旅行を提供する各企業の垣根を越えて使えるというものではありません。鉄道旅行をイメージしていたのに、飛行機移動にしか使えない航空会社が発行する旅行券が戻ってきてしまった、という事態に

なったら大変です。積立商品を選ぶ際には、最終的にその会社から受け取る旅行券が、どのような旅行スタイルに対応しているのかを確認することをお忘れなく。

 

□注意点を念頭において、積立プランを!

効率よく旅行資金を貯めるのにぴったりな「旅行積立」ですが、いくつかの注意点があります。

まずひとつめは、ほとんどの場合、中途解約は非常に「もったいない」ことになるということ。多くの積立商品では、積立期間の途中で解約をすると、利息に当たるサービス額が減額されます。また、払い戻されるのは旅行券になりますから、「現金が必要だから解約する」ということはできないということです。「何かあったら解約すればいいや」と思っていると、元本割れの憂き目を見ることもあるので、しっかりとしたプランを持って積立を始めることをオススメします。

また、「旅行積立」は、預けている会社が積立期間中に万が一倒産した場合でも、その積立金が保障されることはありません。ただ、これはしっかりとした基盤を持つ会社の商品を選べば回避できるリスクでもあります。サービス内容だけでなく、お金を預ける会社の知名度や体力も計算に入れるのが、かしこい積立の方法だと言えるでしょう。

 

いかがでしたか? 「旅行積立」とは何なのか、どれだけおトクで便利なサービスなのかがお分かりいただけのではないでしょうか。「旅行積立」は、あらゆる旅行のスタイルに対応します。「2カ月後の連休に国内旅行に行きたい」「再来年のお正月は家族と海外で過ごしたい」「数年後の定年記念旅行のために資金を貯めたい」などなど、夢膨らむ旅行プランに、プラスの資金やお小遣いを加えることができる。そんなメリットいっぱいの「旅行積立」。ぜひあなたの旅に活用してみてください!